忙しい社会人に超効率のいい勉強法とは?
スキルや資格を手に入れたくてもお仕事が不規則なために、なかなかそれが叶わないという事も少なくは無いでしょう。
しかし、生活が不規則でも、独学で学ぶことができるのであれば問題はありません。
勉強は何よりも習慣化が大事だという事が言われますが、不規則である事で、決まった時間に勉強が出来ない事はよくあります。
では、ライフスタイルに合わせた、独学での勉強法はどのようにすればいいのか見ていきましょう!
まず、生活が不規則ですと毎日「○時~△時まで勉強する」という決まった形で勉強はできません。
そこで、とりあえず一日のうちにどれだけ勉強するかと言う量を決めておきます。例えば一日3時間勉強しようなどと決めておくのです。
通常であればその時間をまとめて夜寝る前などに取ろうと思うでしょうが、寝る前は体を酷使した後ですので、眠くて勉強どころでは無い事もしばしば。
特に遅出で働いた次の日が早出だったりすると勉強などできた物ではありません。
そこで、勉強する時間は同じでも、その勉強時間を分けてしまえば柔軟な対応ができます。
例えば遅出の時は朝に2時間集中して勉強して、昼休みに15分、それから家に帰って45分勉強すればそれだけで3時間の勉強時間を確保できます。
まとめて3時間勉強するより無理のないスケジュールで勉強できる事でしょう。
帰宅時や出勤時は勉強するには最高の時間です。その中に「勉強をする」という行動を決まった行動として入れ込むのです。
ダイエットなどでは成功の秘訣は習慣化にあると言われます。
新しい事を始めるには多大なストレスがかかりますが、習慣化してしまえばそれを行う事にはあまりストレスを感じない為、続けやすくなるという事ですね。
例えば先ほどの例で言えば、帰宅時に制服を着替えたりする行為を「面倒だなぁ」と思う人はほとんどいないはずです。
更には出勤時には不満を抱えている仕事を行うわけですから多大なストレスがかかっているはずです。
それを別の事を勉強することで余計な不満を考えずに済み、ストレスをあまり感じることなく出勤できるという効果もあります。
勉強時間中は常に集中できる物ではありません。特に勉強をスタートしたときから集中できる人というのは数少ないのではないでしょうか?
その様なときはついつい「無駄な時間過ごしているなあー」などと考えてしまって、別のことに手を伸ばしそうになってしまうことでしょう。
しかし、そこで別のことに手を伸ばしてしまったら、集中できないまま参考書を眺めているよりも意味のない時間となってしまいます。
集中できている状態を1だとしたら集中できていない状態は0.1程度の作業効率化もしれませんが、0よりは意味があることはご理解いただけるはずです。
それに、人には作業興奮といって、最初はつまらないと思っていた作業もそれを続けていると、次第にのめり込んでしまうように出来ています。
集中できていない時間は運動で言うところの体を温めている時間ですので、そのまま机から離れることを辞めないでください。
ちなみにこの作業興奮は手を動かしていると効果が出やすいので、やる気が出ないときは、取りあえず参考書の内容をノートに写し取ってみて下さい。
一見意味のない作業にも見えますが、時間とともに勉強にのめり込んでいくことが出来ることでしょう。
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不規則な生活の場合、毎日コンスタントに勉強をこなすというのが難しいはずです。
時として会議が入ったりして、夜に集中して勉強しようと思っていたのに帰りが遅くなってしまうという事もあるでしょう。
一日に何時間勉強すると決めている場合、焦って夜更かしまでして勉強して、次の日ほとんど寝れずに出勤するか、一日のノルマを達成できなかった事で落ち込んでしまうかのどちらかになることでしょう。
ですが、この時には焦らず寝てしまっても構いません。
もちろん勉強できるのであれば勉強しても構わないのですが、勉強することで次の日きつい思いをするなどの事があれば、無意識のうちに勉強をすることが億劫になるという事もあります。
なので予定が狂って勉強ができそうにない場合は無理はしないようにして下さい。
しかし、もちろん勉強できなかった時間を無かったことにはしません。
勉強できなかった時間は、次の日に持ち込んで解消するようにして下さい。
しかし、例えば毎日3時間勉強しようと考えている場合、一日丸ごと何もできなければ、次の日に6時間勉強しなければいけないという事になってしまいます。
もちろんそれは無理な話なので、次の日は4時間勉強して、勉強できなかった分の1時間分を消費して…と、細かく分けて考えていきましょう。
しかし、これに慣れてしまうと「今日はきついから明日に持ち越しにしよう」などと気軽に考えて、気づけば何十時間分も勉強しなければいけない時間が溜まっていたという事もあるでしょう。まず、やる気をなくしますよね。
そうならない為に、持越しできる時間は4日までにしてください。
人は自らの成長を感じられないと飽きが来てしまいます。
勉強もそれと同じで自分の成長を感じられなければ最初はどんなに燃えていても飽きがきてしまう事でしょう。
そうならない為には、勉強時間を毎日積み重ねてみるという方法をお勧めします。
勉強の効果とは見えにくいもので、どんなに勉強をして難しい問題を解いても、それで達成感を感じるか感じないかは人それぞれです。
達成感を感じる人であればそこから勉強にのめり込むという事ができるのですが、そうでない場合はどんどん勉強離れが進んでしまいます。
しかし、勉強時間をどんどん積み重ねていけば数字としてその結果が見えるので、自分が頑張って勉強したら勉強した分だけ結果に表れ、それがやる気に繋がっていく事でしょう。
勉強に飽きてしまうと、勉強に取り掛かる事もおっくうになって、手が動かないという事があります。
しかし、だからと言って何もしなければもちろん資格取得なんて夢のまた夢、転職も成功できるはずがありません。
そこで、勉強をスタートする時は「3分だけ」という意識を持ってスタートしてみて下さい。
人は多くの時間を取られることを嫌います。
最初から30分とか1時間とかやろうと考えていると、勉強は大変な物と考えている人にとっては「それだけの時間を大変な思いをして過ごさなくてはならない」とイメージしてしまうために行動できなくなります。
しかしそれが3分だけなら大違いです。そして3分経ったら辞めるか、次はもっと長い時間、例えば10分続けてみるか選択します。
これを繰り返せばあっという間に2時間、3時間勉強していたという事もありますので、是非とも試してみて下さい。
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忙しい社会人に超効率のいい勉強法まとめ
色々と述べましたが、取りあえず一言でまとめてしまうと、「とりあえずやらなきゃ、資格取得なんてできないし、転職も失敗するよ」と言うことです。
最初にも言いましたが、不規則な生活だとなかなか習慣化が難しく、勉強のリズムが作りにくいものです。
ですが、それは世の中のほとんどがが規則的な生活であるために、不規則な生活での勉強の仕方を教えて貰えなかっただけなのです。
ごらんのように、不規則な生活の中でも勉強できる方法は数多くあります。
不規則な生活の中でも頑張らなければいけない介護職は、その状況を嘆くのではなく、その状況でどうすればうまく学習が出来るのかという事を考えていかなければいけません。
ここにある方法以外にも、あなたにピッタリの方法がある可能性もあります。
ひらめいたら、色々と試してみてください。試してみないと、それが自分に合う方法なのかどうかは分からないものです。
そして、その結果から学んだことをもとに更に自分に合う勉強のスタイルを確立ていくように心がけてみてください。
それができれば、きっと自らの夢をつかみ取ることも、そう難しいことではありません。