暮らし ・ 趣味

老後の「悠々自適生活」はおいくら?

リアル家計簿~定年退職後の5年間で2000万円必要!?

仮に60歳定年として、年金を受け取るまでに必要なお金が2000万円も要るっていわれていることを知ってますか?
「マジか!!」と愕然とするような数字に驚きました。
退職金など期待できない今のご時世に、2000万円なんてどこから出てくるのか見当もつきません。

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この金額は、勤労者世帯における毎月の消費支出の平均額26万644円(総務省「平成29年2月分 家計調査 二人以上世帯」より)で暮らし続けた場合に、60歳で退職してから65歳で年金を受給するまでの5年間に生活費として使うお金の総額です。

内訳は、生活費26万644円(月額)×12カ月×5年間=1563万8,640円となっています。
実際にはこの他にも、冠婚葬祭や住居のリフォーム、旅行などや、思いがけない出費もあるでしょう。
住宅ローンがまだ残っているという家庭も少なくありません。
そのようなことを考慮すると、先ほどの生活費プラス300~500万円は別に準備しておく必要があります。
結局、合計すると約2000万円は見込んでおかないといけない計算です。
もっともこの金額はあくまで平均額なので、家族構成や住んでいる場所、生活スタイルによって変わってきます。

年功序列・終身雇用なんて昔むかしのお話。。。

定年後は今より自由な時間も増えるので、趣味などを楽しみ、ゆとりある生活をしたいということであれば、それなりのお金が必要ですし、今と同じ生活水準で暮らすとしても今の生活費と変わらない額が必要です。
定年退職すれば毎月の収入もなくなるので、むしろ倹約する必要が出てきます。
いずれにしても、60歳で定年を迎えると、その後に年金を受給するまでの5年間で1000万円~2000万円台のお金が普通に生活していても蓄えから消えていくこととなります。
これでは頼みの綱の退職金もすぐになくなりそうですね。。。
このような状況もあってか、現在65歳以上の全人口3,486万人のうち就業者は764万人(21.9%)にもおよび、総労働者数6,427万人の約1割強を占めています。
その背景には、以前と違い高年齢者雇用安定法により65歳までの従業員に就業機会の提供を義務付けたことや、雇用保険の新規加入が65歳以上でもできるようになったことなどもあるようです。
昔と違い「悠々自適な老後生活」は誰にも訪れるものではなくなったばかりか「老後」さえ無い「生涯現役生活」が少なくないのではと思えます。
せめて、若いうちに丈夫な身体くらいは造っておこうかなと真剣に考えました。

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