将来、後悔しないために
ある調査によると、1950年の女性の初婚年齢が23歳であったのに対して、2017年の初婚年齢は29歳で、晩婚化が進んでいることがわかります。
また、平成23年の厚生労働省の人口動態統計月報年計によると、女性の平均初婚年齢がもっとも低いのは福島県で27,8歳、もっとも高いのは東京都で30,1歳なのだそうです。
都市部では、女性の社会進出がさかんで、ある程度のキャリアを積むには結婚や出産がどうしても後回しになってしまうのでしょう。
でも、結婚は年齢に関係なくできるとはいえ、出産にはリミットがあります。やりたい仕事をとことん突き詰めたいという欲求と、果たして天秤にかけていいのか、迷う女性も多いかもしれません。後悔のない選択をするために、アラサー女性はどうするべきなんでしょうか?
後悔を言い訳にしない
30歳を迎えて、周りの同世代女性が続々と結婚を決めていく中で、「ヤバい! 私も結婚しなきゃ!」と焦って婚活しても、正しい旦那さん選びはできないかもしれません。有名企業やデキる上司のお誘いで今以上の職位を約束されたといっても、そこに本当に自分のやりたい仕事がなければ、退屈で苦痛な毎日が待っている可能性があります。
「~しておけばよかった。~しなければよかったのに」と後悔するのは、言い訳にできる要素があるからです。
どんな状況に陥っても、本気で突き進むと決断した道ならば、途中で投げ出したりはしません。そもそも後悔はしないのです。
焦りから、とりあえずの相手を見繕って結婚をしたり、高年収や高いポジションだけをチラつかせる甘い話に乗ったりするのは、後悔の元。
あまり良くない選択だといえます。
スポンサーリンク
自分で決断する
じゃあ、後悔しないためには、どうすればいいんでしょうか……? 「自分で決断する」コレ以外、ありません。
親友や家族に意見を聞いたり、占い師にアドバイスしてもらったりしても構いませんが、最終的には自分で決めるのです。
「お母さんが結婚しろって言ったから」「上司からこんな約束をされたから」と、後から人のせいにしてしまえるような要因がある選択なら、それは正しい選択ではないでしょう。
納得して決断するために、真剣に考える
人のせいにしない、後悔のない選択をするには、真剣に考えて考えて考え抜くことが大切です。悩んで苦しいかもしれません。
でも、人生を大きく左右するような選択が、そもそもラクなはずがないのです。
もし、出産をするかしないかで結婚を迷っているなら、それは、自分が一つの命をこの世に生み出すか否かという、とても重い悩みを抱えていることになります。
苦しくないわけがないでしょう。けれど、苦しむほどに悩み、考え抜いて決めたことなら、のちにどんな状況に陥っても後悔なんてしないはずです。
自分で下した決断を後悔するなんて、よほどプライドがないか、天変地異といえるほどの大事件が起きるかのどっちかではないでしょうか?
本当に真剣に考えて出した答えに対して、安易に「~しなければよかった」なんて思いません。
だから、今まさに「結婚か?仕事か?」と、悩んでいるアラサー女性には、本気で考えることをお勧めします。
下した決断は、すべて「スタート」
下した決断は、すべて「スタート」であり「ゴール」ではありません。
走り出した先に落とし穴が開いていたり、いきなり谷が現れたりすることだってあります。
でも、何が起きても、それは価値ある試練であり、無駄な困難ではないのです。
全部幸せに繋がっていますから、自信を持って突き進んでくださいね!